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有田川町の「江川農園イチゴ直売所」が「さちのか」販売 年3万パックを生産

営業中はイチゴ色ののれんが出る「江川農園いちご直売所」の外観

営業中はイチゴ色ののれんが出る「江川農園いちご直売所」の外観

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 イチゴ「さちのか」が現在、阪和自動車道・有田インターチェンジ近くの「江川農園いちご直売所」(有田川町天満)で販売されている。

イチゴのハウスに立つ江川友和さん

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 同農園では25年ほど前からイチゴ栽培を開始。2010(平成22)年に直売所を設置した。

 約23アールのイチゴ畑で、さちのかを栽培。年間約3万パックを生産し、半数ほどを直売所で販売する。残り半数を、「ケーキハウス カーポート」(明王寺)、「弁天堂」(長田)、「マルイチ製菓」(下津野)などの洋菓子店、そのほか「レピマルカ」(有田市)、「ステラート」(紀美野町)、「パティスリー クマ」(海南市)、「パティスリーラジュー」(和歌山市)などで利用する。

 直売所は家族で切り盛りする。運営の中心を担う江川友和さんは「さちのかは酸味と甘みのバランスが良く、味が濃い品種。取引先から人気がある」と話す。

 販売サイズは3L、2L、L、M、S、2級品の6種類。直売所では2L、L、Mを中心に販売する。

 江川さんは「冬はハウスの温度を昼に30度ほどまで上げ、夜はしっかり下げるなど、おいしいイチゴを安定して作るため工夫している。収穫量の少ない時期もあり、収穫状況はインスタグラムで発信しているので、確認して買いに来てもらえたら」と話す。

 営業は水曜・金曜・日曜の11時~17時。5月末まで。

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