和歌山大学硬式野球部が5月29日、和歌山県庁を訪れ、岸本周平知事に第73回全日本大学野球選手権での健闘を誓った。
(左から)リーグ戦の優勝杯と賞状を前に岸本和歌山県知事と懇談する丸山主将と今井副主将
同部は1924(大正13)年創部の県内唯一の大学硬式野球部。所属する近畿学生野球連盟1部の2024年度春季リーグ戦で2季連続6度目の優勝を果たし、全日本大会出場を決めた。同大会への出場は2年ぶり4度目。最高成績はベスト8。
現在の部員数は87人。うち県内出身者は21人。日ごろの練習のほか、紀州東照宮の例祭「和歌祭」に参加したり、全国高校野球選手権和歌山大会の運営をサポートしたりするなど、地域との関わりも大切にしている。
当日は、同部監督の大原弘さんや主将の丸山椰尋さんなど、9人が県庁を訪問し、岸本知事にリーグ戦優勝を報告し、初戦で広島経済大学と対戦する全国大会での健闘を誓った。
県立熊野高校出身の丸山主将は「広島経済大学とは初めて対戦する。優勝目指し、チーム一丸となって一戦一戦頑張りたい。地域行事では、たくさんの人が『応援してるよ』と声をかけてくれる。地域の皆さんの応援に応え、全国の舞台で活躍したい」と意気込む。
初戦は6月11日、東京ドームで9時プレイボール。