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DeNA小園選手とロッテ松川選手が市立和歌山に寄付 「母校に恩返しを」

(左から)DeNA・小園選手、尾花正啓和歌山市長、ロッテ・松川選手

(左から)DeNA・小園選手、尾花正啓和歌山市長、ロッテ・松川選手

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 和歌山市立和歌山高校卒業のプロ野球選手・小園健太選手と松川虎生選手が1月4日、和歌山市役所(和歌山市七番丁)を訪れ、母校に合わせて800万円を寄付した。

尾花正啓和歌山市長に目録を手渡す千葉ロッテマリーンズ・松川選手(右)

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 当日は、両選手が母校野球部の発展のために施設充実費として使ってほしいと1人400万円の合わせて800万円を寄付。目録を受け取った尾花正啓市長は2人に感謝状を贈呈した。

 小園選手と松川選手は中学時代に貝塚ヤングでバッテリーを組み、2019(平成31)年にそろって市立和歌山高校に進学。同校でもバッテリーを組み、第93回選抜高等学校野球大会に出場した。2021年ドラフト会議で小園選手は横浜DeNAベイスターズから、松川選手は千葉ロッテマリーンズから、それぞれ1位指名を受け、プロ入りした。

 小園選手は「何か形に残る恩返しがしたかった。久しぶりに母校へあいさつに行き、後輩たちがひたむきに頑張る姿を見て刺激を受け、もっと頑張らないといけないと思った。今年は一軍で投げ、ローテーションに食い込む投手になりたい」と意気込む。

 松川選手は「後輩選手たちが伸び伸びと楽しく野球できる環境作りに少しでも力を貸せれば。1年ぶりに和歌山に帰り、高校3年間を思い出した。今年も初心を忘れずにやっていきたい」と話す。

 両選手は最後に「たくさんの人に支えられているのはどのスポーツも同じ。周りの人に感謝しながら、一日一日を大事に後悔しないように、そして仲間を大切に頑張ってほしい」とスポーツをする子どもたちにエールを送った。

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