公共空間の活用をテーマにしたトークセッション&ワークショップ「リクヅチマ大作戦」が8月31日・9月1日、和歌山市本町周辺で開催される。主催は、和歌山市の都市再生推進法人が共同運営する「まちなかエリアプラットフォーム和歌山(MAPWA)」。
同イベントでは、公園や公道、河川沿いなどを「パブリック」と呼び、「パブリックハック 発想×あそび×表現」をテーマにする。1日目は、県内外で市民を巻き込むプロジェクトの仕掛け人6人をゲストに招き、3部に分けてトークセッションを開く。「ゲストハウスRICO」(和歌山市新通5)では、「パブリックで仕掛ける」をテーマに「水辺のまち再生プロジェクト」事務局の笹尾和宏さんを招く。「北ブラBASE」(中ノ店北ノ丁)は「パブリックをはみだす」をテーマに、尼崎市役所職員で一般財団法人オリコム代表理事の柏木洸一さんと岬町役場職員の新保太基さん、和歌山市役所職員の中村英人さんの3人をゲストに招く。「本町プランテ」(北桶屋町)では、「パブリックであそぶ」と題し、「カモメ・ラボ」代表の今村謙人さんと「いとうともひさ」の伊藤智寿さんが登壇する。
2日目は、和歌山市民図書館(屏風丁)でトークセッションのゲストと共に、和歌山市中心市街地の公共空間の活用案「パブリックハック」を考えるワークショップを開く。
「MAPWA」代表の小川貴央さんは「商店街に作った私設図書館、自転車の前かごを使ったマーケットイベントなど、面白い取り組みを仕掛ける多彩なゲストを招く。興味のあるテーマに気軽に参加してほしい。ワークショップは、街に皆がワクワクする仕掛けを作りたい人、表現に携わる人、何か新しいことに挑戦したい人など、さまざまな人に参加してほしい。すてきなアイデアは今後一緒に実現していきたい」と話す。「まちづくりとか公共空間活用の在り方とか、堅苦しく考えず、街を楽しむ、遊びを仕掛ける気持ちで参加してもらえたら」とも。
開催時間は、8月31日=13時~18時30分、9月1日=10時~15時30分。参加無料。ワークショップは要事前申し込み。
※台風接近のため主催者が中止を発表しました。(2024年8月30日 16時30分追記)