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和歌山・ぶらくり丁の「ポポロハスマーケット」、毎月開催へ-参加者の定着目指す

約8000人の来場者で賑わいを見せる、ぶらくり丁商店街

約8000人の来場者で賑わいを見せる、ぶらくり丁商店街

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 和歌山市の商店街・ぶらくり丁(和歌山市米屋町)で2月8日、手作りとロハスをテーマにした屋外市「ポポロハスマーケット」が始まった。

ステージでは生演奏も行われた

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 この日、約8000人が来場した同イベントは、昨年2月に行われた「第1回リノベーションスクール@和歌山」で中心市街地の活性化案として企画し、昨年5月と10月の2度にわたり開催してきた。これまでは不定期だったが、今後は毎月第2日曜に開く。

 実行委員長の吉川誠人さんは「過去2回が好評だったことから定期開催を決めた。出店者や来場者の定着化を目指したい。イベントの目的は、まちに新しいチャレンジを作ること。ここに出店してファンができ、ぶらくり丁の空き店舗に新規出店するような流れになれば」と話す。

 会場では手作り雑貨や有機野菜の販売、素材にこだわった飲食店など約50店が出店。県内だけでなく、兵庫県や京都府からの出店もあったという。メーンステージではバンドライブや落語、「餅つきワークショップ」も行われ、多くの人でにぎわった。

 初出店した「シェアキッチンPLUG(プラグ)」(和歌山市万町)の山本真与さんは「素材の味を生かしたポタージュとホットコーヒーを販売した。約80杯が完売し、お店にも行くと言ってもらえてうれしい。また出店したい」と意気込む。

 買い物をしていた30代女性は「手作り市はほかにもあるが、こんなに飲食が充実している所はない。買い物以外の楽しみもあるのでまた来たい」と笑顔を見せる。

 実行委員は「今後出店したいという問い合わせがとても多い。ブースの数もどんどん増やしていきたい」と話す。

 開催日時は、毎月第2日曜日・11時~16時。次回は3月8日。

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