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岩出・緑花センターで初の「バレンタイン竹燈夜」-1万4千本の明かりともす

1本1本手で加工された最大2メートル以上の竹灯籠モニュメント

1本1本手で加工された最大2メートル以上の竹灯籠モニュメント

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 岩出市の根来寺近くの和歌山県植物公園緑花センター(岩出市東坂本)で2月14日、キャンドルイルミネーション「バレンタイン竹燈夜(たけとうや)」を開催する。主催は岩出市や紀の川市の自営業者などでつくる笑DE会(わらいでかい)。

和歌山県植物公園緑花センターの様子

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 同会は昨年1月にまちづくりに感心のある自営業者たちが集まって結成。和歌山市では毎年10月に大規模な竹燈夜が行われているが、岩出市や紀の川市エリアでは同様のイベントがないことに着目し今回のイベントを企画した。

 今回のイベントでは9000基の竹筒と約2メートルの灯籠150本を用意。近隣の小学校や高校の児童、生徒が作った紙コップやプラカップ5000個を用意し、合わせて約14000個に明かりがともる。敷地内では地元の飲食店による飲食販売や和歌山市立伏虎中学校や紀の川市立打田中学校の吹奏楽部によるコンサートなども行う。

 紀北エリアのフリーペーパー「WAWAWA-和輪話-」を発行している同会会長の久保田貢司さんは「緑花センターは岩出市の夜景が一望できる。園内の竹灯籠の明かりの美しさと一緒に楽しんでもらえれば」と笑顔をみせる。「当日は竹を並べるのが大変。ボランティアも絶賛募集中」とも。

 開催場所となる同センターは昭和54年開園。11.35ヘクタールの土地に、四季の花々が楽しめるパノラマ花壇や、熱帯、亜熱帯の色彩豊かな観葉植物の温室、子どもに人気のわんぱく広場などがある。今の季節はパンジーやビオラ、スイートアリッサムが楽しめ、イベントのころには梅が見頃をむかえるという。今回の夜間イベントは初の試み。

 久保田さんは「今回は1日だけのイベントだが、今後は他府県から岩出市や紀の川市に足を運んでもらえるような長期間のイベントも開催していきたい」と抱負を話した。

 開催時間は16時~21時(点灯式は16時)。入園料大人250円、子ども100円。雨天時は翌日順延。

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