見る・遊ぶ 暮らす・働く

南紀白浜で高速道路開通プレイベント 500人がカッパでサイクリング

開通前の高速道路を走る人たち

開通前の高速道路を走る人たち

  • 0

  •  

 和歌山県田辺市からすさみ町をつなぐ紀勢自動車道で7月5日、開通を記念したプレイベントの「高速道路サイクリング大会」と「高速道路フリーウォーク」が開催され延べ4000人が参加した。主催は白浜町や田辺市など周辺地域の自治体で構成される紀勢自動車道開通記念事業実行委員会。

雨の中スタート地点で待機する参加者たち(上富田町)

[広告]

 同自動車道は、松原ジャンクション(大阪府松原市)から三重県多気郡多気町まで紀伊半島を沿岸沿いにつなぐ約340キロメートルの近畿自動車道紀勢線の一部。7月12日15時に南紀田辺インターチェンジから南紀白浜インターチェンジ間の約14キロメートルが先行開通。残りのすさみ南インターチェンジまでは9月に開催される紀の国わかやま国体までの開通を目指し整備が進められている。

 南紀白浜インターチェンジが設置される白浜町は、温泉や海、国内で7頭のパンダを飼育するアドベンチャーワールドなどがある県内でも有数の観光地。例年夏の観光シーズンには南紀田辺インターチェンジから白浜市街間で交通が集中し、渋滞が発生していた。

 町役場の玉置康仁さんは「夏休み前に開通することは大変喜ばしい。観光客の利用ももちろんだが、地元住民にとっては大阪方面へのアクセス向上に加え、防災面で大きな意味がある」と話す。紀伊半島南部の幹線道路である国道42号は越波や大雨、土砂崩れによる通行止めを過去10年間で49回実施していることから、被災による孤立地域の発生が懸念される。「高架の上を走る紀勢道なら緊急時の物資搬送にも使えるので心強い」とも。

 プレイベントでは初のサイクリング大会を実施。企画には「田辺市サイクリング協会」が協力し実現した。わずか1週間の応募期間にも関わらず、予定した500人を超える応募があり関係者にうれしい悲鳴が上がったという。

 この日の紀南地方は朝から雨となったがイベントは決行。「参加者が来てくれるか心配したが、サイクリング大会には500人。ウオーキングには3500人もの人が来てくれた」と玉置さん。「雨の中駆けつけてくれて本当にうれしかった」と笑顔を見せた。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース