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和歌山・ぶらくり丁に立ち食い焼き肉店 外国人旅行客も来店

肉を焼く様子

肉を焼く様子

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 和歌山のぶらくり丁商店街に焼き肉店「立ち食い焼き肉 たむ兄」(和歌山市本町、TEL 073-432-5551)がオープンして3カ月がたった。

ぶらくり丁の西側入り口に面する店舗

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 経営は県内で「かき小屋フィーバー」を3店舗、「肉小屋フィーバー」を展開する田村浩二さん。出店の経緯について「たった5坪だが、オフィス街やホテルも近く、表通りに面した魅力のある物件が空き店舗になると聞いて、立ち食い焼き肉という今までとは異なる業態で挑戦することにした」と話す。席数はカウンター立席12席。

 メニューは、シングル(約30グラム~約40グラム)、ダブル(約60グラム~80グラム)と、肉の重さに応じて注文できるシステムを導入。和牛A5カルビ(シングル=520円、ダブル=1,040円)、ロース赤身(シングル=300円、ダブル=600円)、タン元(シングル=360円、ダブル=720円)、国産ハツ(シングル=180円、ダブル=360円)など約20種類をそろえる。カキ(350円)、エビ(300円)、シシトウ(200円)なども用意する。

 「焼き肉をもっと気軽に楽しんでもらいたいため、小量から注文できるようにした。今まで食べたことがない部位もぜひ試してほしい」と田村さん。

 来店客の50代男性の一人は「待ち合わせに遅れてしまったため、仲間にサクッと寄れそうなこの店へ入ってもらっていた。別の店に行くつもりだったが、ついつい肉を食べたくなって長居してしまった。おいしかったのでまた来たい」と笑顔を見せる。

 店長の池田雄一さんは「中国、台湾、ヨーロッパ、米国などの外国人旅行者の来客が予想以上にあり驚いている。対応は大変だが、お客さんに助けてもらいながら楽しんでいる。焼き肉は外国人にもわかりやすい料理なので好評。立ち食いなのも入りやすいようで、一人での利用や待ち合わせ、飲んだ後に立ち寄るグループなどさまざま。ぜひ気軽に立ち寄ってほしい」と呼び掛ける。

 営業時間は17時30分~23時。

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