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金メダリスト田中佑典選手が地元和歌山でがい旋パレード 三兄弟勢ぞろい

訪れた子どもと握手する田中佑典選手

訪れた子どもと握手する田中佑典選手

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 ぶらくり丁(和歌山市米屋町)と中ぶらくり丁商店街で9月24日、和歌山市出身でリオデジャネイロオリンピック体操男子団体金メダルの田中佑典選手ががい旋パレードを行った。

「吉宗くん」とハイタッチする田中佑典選手

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 開始時刻の10時には田中選手の登場を待つ大勢の人々が集まった。日本代表のTシャツ姿で首から金メダルを提げた田中選手が登場すると歓声が上がった。田中選手は笑顔で応え、手を振り握手にも応じた。田中選手に続いて、体操選手の兄・和仁さんと姉・理恵さんも登場し声援に応えた。

 パレードに続いて「フォルテワジマ」(本町2)で第1号となる和歌山市栄誉賞の贈呈式が開かれ、尾花正啓和歌山市長が盾と銀盃を贈呈した。尾花市長は「金メダルを期待されるチームの中心選手として、計りしれないプレッシャーの中、素晴らしい演技で金メダルに貢献してくれた。平行棒の演技は大変素晴らしかった」とたたえた。「2大会連続のメダルは和歌山市初。次の五輪に向けても和歌山出身の誇りを持って、夢と感動を与える希望の星になってほしい」とエールを送った。

 田中選手は「生まれ育った和歌山に金メダルを持ち帰れたのはすごくうれしい。応援ありがとうございました」とあいさつ。「引き続き選手として競技に専念して、体操界、スポーツ界、和歌山が盛り上がる活動ができたら」とも。

 贈呈式後は握手会が開かれ、田中さんは兄弟3人で集まった人々と握手を交わした。

 海南高校3年生の森谷秋穂さんは「バレーボールをやっていて、田中選手のお父さん(章二さん)に体幹トレーニングを教えてもらった。ずっと田中選手を応援していたので感動した。むちゃくちゃカッコよかった。理恵さんはとても可愛かった。筋肉もすごかった」と笑顔を見せた。

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