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和歌山で御坊日高博覧会 街の魅力を伝える45プログラム展開

2018年の紀州鉄道とコラボしたオープニングイベントの様子

2018年の紀州鉄道とコラボしたオープニングイベントの様子

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 「御坊日高博覧会(御博=おんぱく)」が7月7日から、御坊市と日高郡で開催される。

プログラムを楽しむ参加者

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 2014(平成26)年に「宮子姫の里をつくる会」設立総会で和歌山大学経済学部の大澤健教授が「藤枝おんぱく」(静岡県)の話をしたこときっかけに始まった同博覧会。体験交流型プログラムを通じて、同地域で暮らす人と訪れた人が交流を図り、街の魅力を再発見することを目的に、2015(平成27)年から始まった。開催は今年で5回目。昨年は3000人以上が参加した。

 プログラムは、神社仏閣、飲食店、宿泊施設、里山、公共施設などを会場に、文化、スポーツ、工作、飲食など用意する。高座未経験者6人による「素人らくご会」(御坊市)、切目川中流部で川の中を上る「真妻でシャワーウォーキング」(印南町)、御坊市出身の映画監督・野田幸男さんの回顧展「『クロサワに負けない(画)を作るんだ』鬼才映画監督野田幸男の軌跡」(御坊市)、全国一の黒竹(くろちく)の産地・日高町原谷地区で黒竹を植える「伝統を守りたい あなたの一本が黒竹を救う」、子どもから大人までパラスポーツの理解を深める「シャカシャカが生み出すイメージ世界 ブラインドサッカー体験教室」(日高川町)など。御坊市と日高郡の日高町、日高川町、由良町、美浜町、印南町、みなべ町で45プログラムを用意する。

 実行委員の平野未花さんは「街で会った人から『今度はいつなん?』『プログラムを出したい』などと声を掛けてもらうようになり、広がりを感じてうれしい。マンネリ化を防ぐために出展者に、同じプログラムを3回以上しないようにお願いし、準備をしてもらっている。出展者も楽しんで工夫している。御博に来た人もまた楽しめる内容になっているので何度でも来てもらいたい」と呼び掛ける。

 現在、各プログラムの事前申し込み受け付けている。開催は8月18日まで。

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