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青木松風庵、秋限定「みかさヌーボー」が売れ行き好調-採れたての小豆使用

新小豆にこだわった「みかさヌーボー」は、北海道産を示す刻印入り

新小豆にこだわった「みかさヌーボー」は、北海道産を示す刻印入り

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 青木松風庵秋葉山店(和歌山市秋葉町、TEL 073-448-3956)に今秋も期間限定商品「みかさヌーボー」が登場し、初日から好調な売れ行きを見せている。

秋葉山店には、無料でコーヒーが飲めるイートインスペースも

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 「みかさ」は円盤状カステラ生地に小豆餡(あん)を挟んだ和菓子。関東地方ではどら焼きと呼ばれている。青木松風庵(大阪府泉南郡)では通常、朝5時から1時間に2000個を焼き上げる「朝焼みかさ」を提供。作り置きしないのがこだわりだ。

 11月1日より1カ月間限定で毎年製造・販売されているのは、この秋採れたての新小豆を100%使用した「みかさヌーボー」。「ヌーボー」の名称は、フランスのボジョレー地区と同じ緯度に位置する北海道産の新小豆を使用していることに由来するという。

 「『みかさヌーボー』は香りが違うと、予約するファンが多い。今年は初日に200個を用意したが、14時過ぎには完売した」と、秋葉山店の中西和子さん。「つい先ほども、売り切れと聞いてがっかりされた方もいた。確実に手に入れるには予約をお願いしている」とも。

 広報担当の青木智子さんは「3年前、北海道の契約農家から小豆が入手できるようになったのをきっかけに、秋の収穫に会わせて商品を企画した。『みかさヌーボー』の製造は1日約1000個。小豆は有機肥料を使い、土作りからこだわっている。この季節しか味わえない香りを楽しんでいただければ」と話す。

 青木松風庵は、大阪南部を拠点に28店舗を展開。和歌山からの来店が多かったことから、1989年に広瀬通り店(現・近鉄和歌山店)を出店した。県内では現在、鳴神店、パームシティ店、善明寺店、海南店、岩出店の計7店舗が営業している。

 「みかさヌーボー」は1個=157円、12個入り=2,100円、「朝焼みかさ」は同=136円、同=1,850円。

 秋葉山店の営業時間は9時~19時30分。元旦は定休日。

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