大型草食動物「エランド」の赤ちゃんが6月11日、アドベンチャーワールド(白浜町堅田)で生まれた。
母親からミルクをもらう雄のエランドの赤ちゃん(2026年6月12日撮影、写真提供=アドベンチャーワールド)
エランドはオオカモシカとも呼ばれるアフリカなどに生息するウシ科の哺乳類。成体になると体重最大1トンにもなるウシ科最大級の体格を持つ。赤ちゃんは雄で、2017(平成29)年に同園で生まれた雌と2015(平成27)年に九州自然動物公園で生まれた雄との間に生まれた。出生時の体重は29キロ、体長は約1メートル。
同園では2018(平成30)年に雄のエランドが死に、2020年に九州自然動物公園から雄を迎え、繁殖に取り組んでいる。母親は昨年4月に続く2度目の出産で、現在同園で飼育するエランドは赤ちゃんを含め、雄3頭、雌2頭の5頭になった。
同園によると、出産予定日の約1週間前から、母親の寝室におがくずや乾草を床に敷き、母親の乳房の張りなどを写真に残し、出産日まで比較するなどの準備を実施。落ち着いて出産を見守ることができたという。
アニマルエデュテインメント部サファリ課の光木翔さんは「赤ちゃんは母親に見守られながら、活発に元気に動き回っている。赤ちゃんは体表面の色がやや明るめでしま模様がはっきり見える。角は成長と共に伸びていくので成長を楽しみにしてほしい」と話す。「現在は公開に向けて展示練習を行っている。すくすくと成長しているので、公開を楽しみにしてもらえたら」とも。
1カ月後をめどにサファリエリアで公開する。公開時期はウェブサイトやSNSなどで発表する。