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和歌山のカフェでエリカ・ワードさん絵画展-日本の道路標識もモチーフに

作品を手に微笑むエリカさん

作品を手に微笑むエリカさん

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 和歌山市本町通り沿い、フォルテワジマ近くの「文具とカフェの店 スイッチ」(和歌山市万町、TEL 073-494-6258)で、米国出身のアーティスト、エリカ・ワードさんの絵画展が開かれている。

名刺(右)と、今回のDM。名刺にもセンスが光る

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 ワードさんは、米・カリフォルニア州の出身。ALT(アシスタント・ランゲージ・ティーチャー)として2010年8月に来日。2013年8月までは岩手県久慈市で勤務、8月からは大阪府泉南郡岬町に赴任した。

 久慈市在住時には東日本大震災で被災し、大ヒットドラマ「あまちゃん」の撮影現場にも遭遇。今回の展示作品には、そういった体験をもとに描かれた作品も少なくないという。

 ワードさんは「私は自分の『気持ち』を絵で表現している。ぜひたくさんの方に私の『気持ち』を見に来てもらいたい」と話す。

 絵のモチーフには、道路標識や点字ブロックといった、一風変わったものも数多く見受けられる。

 「日本の道路標識のデザインなどはとても面白い。日本人が普段『風景』としてスルーしているものにも、すてきな発見がとてもたくさんある。来場者が身近な景色を今一度見つめ直すきっかけになってもらえれば」

 現在は、道頓堀や大阪城など、大阪の名所をモチーフとした作品作りも進めている。「このシリーズが完成したら、ぜひ大阪市内での展示もやってみたい」と意気込む。

 開館時間は11時30分~22時。入館無料。11月29日まで。

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