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和歌山「幸美農園」がミカンを全国のゲストハウスへ一斉に発送 旅の思い出に

和歌山「幸美農園」がミカンを全国のゲストハウスへ一斉に発送 旅の思い出に

ミカンを受け取る「Guesthouse RICO」の宮原さん(左)と「幸美農園」の樫原さん

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 和歌山・有田のミカン農園「幸美(ゆきみ)農園」(湯浅町田)が12月1日、全国47都道府県、各1カ所のゲストハウスに和歌山のミカンを無償で届ける「みかんジャック in ゲストハウス」をスタートさせた。

「Guesthouse RICO」に届けられた「幸美農園」のミカン

 仕掛け人の樫原正都さんは「幸美農園」の5代目園主。高校卒業後に和歌山を離れ、東京のベンチャー企業で営業として全国に向けての製品PRを学んだ。昨年末に和歌山に戻り、実家の農園を引き継いだが「全国的にミカンの収穫量は減少し、20年前に比べると約80%と知り、とにかくミカンを手に取ってもらいたい」と「みかんジャック」を企画した。

 樫原さんは「ゲストハウスは共有スペースなどに宿泊客が集まって、他人同士が語り合い寄り添う温かさが、ミカンが持つ団らんのイメージに合うと思った。手を汚さず、気軽に会話の合間に食べられるのもミカンのいいところ」と話す。

 「全国各地のゲストハウスが決まるまで苦労もあった。ほかの果物を特産としている県からはなぜ和歌山のミカンを置く必要があるのかと厳しい声もいただいた。一方で同じミカン産地の愛媛や鹿児島のオーナーからは賛同や励ましもいただいた」と笑顔を見せる。2カ月で全ての都道府県で受け入れ先が決まったという。

 ミカンが届けられた「Guesthouse RICO(ゲストハウス リコ)」(和歌山市新通)のマネージャー・橘麻里さんは「和歌山ではミカンをあげたり、もらったりすることが一種のコミュニケーションになっている。ミカンを通して生まれる会話は自然であたたかい。海外の方は果物が大好きなのでミカンが旅の思い出の一つになれば」と話す。

 樫原さんは「全国的にミカンだけでなく、かんきつ類の消費量も下がっている。果物の選択肢の中にかんきつ類が入るように仲間と活動を続けていきたい」と意気込む。「手に取って、食べてもらえば良さは必ず伝わると自信をもっている。今年のミカンも最高においしい」とも。

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