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和歌山・ぶらくり丁で「ポポロハスマーケット」開催へ-リノベプロジェクトが前進

メーン会場となるポポロビル前

メーン会場となるポポロビル前

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 和歌山市ぶらくり丁商店街のポポロビル前アーケードで5月18日、手作りとロハスをテーマにした屋外市「ポポロハスマーケット」が開かれる。主催は、今年2月に和歌山市が開催した「第1回リノベーションスクール@和歌山」の参加者を中心とする同実行委員会。

リノベーションスクールの様子

 同商店街はJR和歌山駅と南海電鉄和歌山市駅の中間に位置し、180年以上の歴史を持つ繁華街。しかし、近年は郊外への人口流出によるドーナツ化現象などによって人通りが激減。同商店街に隣接する丸正百貨店が閉鎖するなど、市内中心地の活気が失われつつある。

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 メーン会場となるビルは、商店街の通りの中ほどに位置する5階建ての物件。もともとは服飾店を中心に複数のテナントが並ぶ商業ビルだったが、商店街の利用者の減少に伴いテナントも減少。2012年には競売に掛けられオーナーが変わり、現在は1階に調剤薬局、2階にオフィス、3階に診療所などが入っているものの、商店街に面した1階部分は空きテナントとなっている。敷地面積は780平方メートル。

 今回の屋外市企画は、空き物件の新たな活用方法を検討する「リノベーションスクール」で発表されたもの。1階部分に手作りの移動式石窯がある地産地消のピザ店を設置し、「手作り」をテーマにしたブースと託児施設を配置したマーケットの開催計画が提案された。本イベントはこのプラン実現に向けた第一歩となる。

 イベント開催の狙いについて、同実行委員の道上佳世子さんは「私たちが提案したいのは、暮らしに関わるものを手作りするライフスタイル。ぶらくり丁を消費の場でなく、創造の場にしたい」と話す。「スローライフなイメージが浮かび、ポポロビルにちなんでイベント名を『ポポロハス』にした」とも。

 8日まで、「手作り」や「ロハス」にちなんだ出店者を募集している。ビルオーナーの運営する「ふみこ農園」の出店も決定している。

 「ローマにあるポポロ広場は、古くから交通の要所として栄えた場所。ポポロには『市民』という意味がある。この場所にポポロが集まり、にぎわいを創出したい」と実行委員会代表の吉川誠人さん。隣接する北ぶらくり丁商店街では同日、クラフトマーケット「マルシェ・ド・プティパ」の開催も予定している。

 開催時間は11時~16時。入場無料。