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和歌山・アドベンチャーワールドでエンペラーペンギンのひな公開 生後5日でデビュー

10月1日に生まれたエンペラーペンギンの赤ちゃん(10月3日撮影)

10月1日に生まれたエンペラーペンギンの赤ちゃん(10月3日撮影)

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 エンペラーペンギンの赤ちゃんの一般公開が10月5日から、アドベンチャーワールド(西牟婁郡白浜町堅田、TEL 0570-06-4481)で行われる。

スタッフの手による給餌(きゅうじ)の様子

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 同園生まれのエンペラーペンギンとしては13羽目となるひな。誕生時の体重は300.6グラム。親鳥はいずれも1997(平成9)年に同園に来た21歳のペンギンで、7月26日に産卵。体重が40キロ近い親鳥に卵が押しつぶされる事故を防ぐため、ふ卵器で卵を温め10月1日にふ化した。同園ではひなの体力がつき始める体重約500グラムまでスタッフの手で育て、親鳥の元へ返す「初期人工育雛(いくすう)」を行う。

 エンペラーペンギンを飼育する動物園・水族館は、国内では同園と名古屋港水族館のみ。同園ではこれまで誕生した12羽全てが同じ両親から生まれており、血統問題が深刻化しているという。希少な動物を絶やさず増やしてくために動物園や水族館同士で動物の貸し借りを行う制度「ブリーディングローン」として3月に1羽ずつ交換を行うほか、卵の有精・無精を検査する方法の情報交換を行うなど、双方で繁殖を目指す。

 飼育スタッフの佐藤翔太さんは「ペンギンのひなはあっという間に成長するので、ご覧いただく一瞬一瞬が貴重。スタッフが育てる2週間ほどは片手に載せられるほどの大きさでかわいらしいが、おなかが空いて鳴く時やスタッフから流動食をもらう時は力強さを感じる。体重が約500グラムになり親鳥の元へ返した後は、安心して過ごすひなと懸命に子育てする親との絆を観察してもらえれば」と話す。「ブリーディングローンでやってきたペンギンは環境が変わった最初の年なので繁殖に参加はしなかったが、貴重な血統なので環境になじみ、繁殖につなげられるように頑張りたい」と意気込む。

 開園時間は10時~17時。水曜休園。入園料は、大人(18歳以上)=4,500円、65歳以上=4,000円、中人(12歳~17歳)=3,500円、小人(4歳~11歳)=2,500円。

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