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「ふるさと和歌山城」刊行へ 5テーマで和歌山城紹介、「本を手に散策を」

著者の水島大二さん

著者の水島大二さん

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 和歌山城(和歌山市一番丁)を紹介する書籍「ふるさと和歌山城」が3月1日、刊行された。出版は「ニュース和歌山」(南中間町、TEL 073-433-4882)。

和歌山城の写真や資料などが盛り込まれた「ふるさと和歌山城」

 著者の水島大二さんは、1947(昭和22)年海南市生まれ。小学生のころ城に興味を持ち、城が描かれたクリスマスカードを買い集めていた。その後、郷土資料に触れるようになり、城の歴史に興味を持ち、大学在学中に本格的に城郭について調べたという。大学卒業後は和歌山の県立高校で国語教諭を務めながら、1989(平成元)年に和歌山城郭調査研究会を立ち上げ、県内の城跡を調査した。現在は日本城郭史学会委員、和歌山城郭調査研究会顧問などを務める。

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 同書は、2017(平成29)年3月~2019(平成31)年3月の2年間、50回にわたり「ニュース和歌山」で連載した内容に加筆修正したもの。同社から「和歌山城の入門書として、分かりやすく和歌山城を語ってほしい」と依頼を受け執筆したという。

 同書では、「羽柴から紀州徳川家へ」「石垣」「城門・城内、城下町」「天守」「変わる城郭 残る面影」の5テーマで和歌山城を紹介。写真や歴史資料、紀州徳川家ゆかりの寺社、季節の和歌山城の写真などを各ページに取り入れたほか、元国語教諭らしく文学の中に登場する和歌山城の話なども盛り込む。

 水島さんは「和歌山城は一般には徳川御三家の城として知られ、平和な時代の城と思われがちだが、城内各所に、社会背景や時代によって変わってきた歴史と人々の知恵の蓄積を見ることができる」と話す。「戦後、多くの市民から寄付が集まり天守が再建されたり、今なお『お城が見えるとホッとする』と思ったり、和歌山城は市民にとってふるさとそのもの。コンパクトに分かりやすくまとめたこの本を持って、ぜひ和歌山城を散策してもらいたい。きっと新しい発見があるはず」とも。

 A5判、オールカラー128ページ。価格は1,200円(税別)。和歌山県内の書店、ニュース和歌山、インターネットで販売する。

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