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和歌山・ビール醸造所「オリゼーブルーイング」が1周年 こうじで独自の味に挑戦

店主の木下伸之さん

店主の木下伸之さん

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 南海和歌山市駅近くのビール醸造所「ORYZAE BREWING(オリゼーブルーイング)」(和歌山市舟大工町、TEL 073-488-6280)が7月27日、オープン1周年を迎えた。

ビールは店頭で試飲できる

 店主の木下伸之さんは和歌山市出身。大阪の大学を卒業後、湯浅町のしょうゆ店に勤務。上京し3年間はベーシストとして活動した。その後、熊本県のみそ蔵と福岡県の酒蔵で働き、和歌山に戻り2014(平成26)年に開業し、新しい醸造に挑戦する。発酵飲料「コンブチャ」や甘酒を絞ったアスリート向けエナジードリンクの製造と販売を始め、2019年にビールの醸造・販売を始めた。

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 同店のビールは、木下さんが学んできた日本の醸造技術を生かし、こうじを主原料にする。「オリゼーペールエール」は二条大麦で麦こうじの仕込みから行う。麦こうじと蒸した麦で甘酒を作り、圧搾して作った麦汁にホップと酵母を加え、発酵させる。麦こうじで醸す「オリゼーペールエール」は約1カ月、米こうじの「ジャパニーズホワイトNo.9」は40日~50日かかる。仕込みは月に1度行う。

 店頭で瓶ビールを販売するほか、有料で試飲できるカウンターを設ける。試飲メニューは「オリゼーペールエール」「ジャパニーズホワイト」「オリゼーIPA」(以上550円)など。

 木下さんは「こうじは日本人になじみのある味で食事によく合う。前例のないビールなので、目指す味を安定させるのに苦労した。お客さんから『こんな味、飲んだことない』と言ってもらえるのがうれしい。店頭で反応をダイレクトに聞け、こんなに面白い商売はない」と話す。「2年目は応用編で、ビールらしさを出すためにローストしたり、野生酵母や山廃の手法を取り入れ日本酒らしさを出したり、和歌山の酵母も試したりと、幅を広げていきたい」と意気込む。

 営業時間は11時~18時。日曜定休。

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