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和歌山市立博物館で「歴史を語る道具たち」 明治~昭和の日用品など約110点

食事の道具たち(左から羽釜、ひつ、すり鉢とすりこぎ、かたくち、塩つぼ、せいろ)

食事の道具たち(左から羽釜、ひつ、すり鉢とすりこぎ、かたくち、塩つぼ、せいろ)

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 冬季企画展「歴史を語る道具たち」が現在、和歌山市立博物館(和歌山市湊本町3、TEL 073-423-0003)で開催されている。

人工衛星スプートニクの愛称を持つ「カモメホーム洗濯器」

 同展は、明治から大正・昭和にかけての生活用品やおもちゃなど約110点を展示し、人々の暮らしの知恵や工夫、移り変わりを紹介する。

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 展示は暮らしの道具、遊びと勉強、はかる道具、暖まる道具、食事の道具、明かりの道具の6部で構成する。暮らしの道具では、荷物を運ぶ二輪車の大八車やリヤカー、竹と和紙で作った和傘などを展示。「富山の置き薬」「手押しポンプ式キンチョール」のほか、現代と様式が異なるラジオやテレビ、電話などを紹介する。遊びと勉強のコーナーでは、教科書、ふたに方位磁石が付いた丸型水筒、羽子板、家庭用ボードゲームなどを展示。そのほか、ますやあんか、あんどん、冷蔵庫などを複数紹介し、道具や時代の変遷をたどる。

 学芸員の泉文子さんは「何世代も使うことを想定した道具たちに、ゆったりとした時間の流れを感じる。実物を見て楽しんでほしい」と話す。「展示する道具がどのように使われていたか情報が少ないので、思い出がある人はアンケートで教えてほしい」とも。

 開館時間は9時~17時。月曜日と祝日の翌日休館。入館料は100円(高校生以下無料)。2月28日まで。