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和歌浦・明光商店街でマーケットイベント開催へ 18の空き物件に40店出店

商店街でイベントをアピールする実行委員の(左から)橘さん、宮原さん、田中さん

商店街でイベントをアピールする実行委員の(左から)橘さん、宮原さん、田中さん

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 マーケットイベント「MEIKOU WANDER STREET(メイコウワンダーストリート)」が11月20日・21日、和歌浦の明光商店街(和歌山市和歌浦中2)で開催される。主催は和歌山市移住定住戦略課。

和歌浦・明光商店街入り口

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 同イベントは、地域の活性を目指す同市の「和歌浦地区におけるお試しショップ企画運営事業」の一環。県外の移住希望者や複数拠点生活者に、和歌浦の空き地・空き店舗に試行的に出店してもらい移住促進につなげる。「明光商店街の未来の日常を作る」をコンセプトに、18の空き店舗に40店が出店する。

 出店する店はチョコレート専門店「K型 chocolate company」、虫とハーブを使った飲食店「花と昆虫のカフェ」、輸入ビンテージ食器店「Mullumbimby」、おにぎり専門店「むすび家」、パン店「ベーカリーチックタック」など。「コワーキングスペース WAKKA」や草木染め「chikk no ki」、「ヨガと生け花」などの体験型店舗も出店する。

 マーケットのほか、商店街周辺の歴史・文化を楽しむスタンプラリー、ペダル付き電動バイクを使った和歌浦・雑賀崎エリアのセルフガイドツアー、オリジナルラジオ番組の発信などを行う。

 実行委員長の宮原崇さんは「和歌浦は歴史ある地区だが、和歌山に住んでいても知らなかったことがまだまだたくさんあった。改めて地元を知ってもらうきっかけになれば」と話す。「地元のメンバーのほか、県外メンバーや明光商店街近くの和歌浦小学校の児童などたくさんの人が関わるイベントになった。地元の人から『楽しみにしている』と声を掛けられる。空き物件がうまくマッチングして、イベント時だけでない継続的な地域活性化につなげられれば」とも。

 開催時間は11時~16時。

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