見る・遊ぶ

「田辺・弁慶映画祭」オンライン開催へ 151応募作から8作品公開、招待作の現地上映も

「田辺・弁慶映画祭」公式サイトのトップページ

「田辺・弁慶映画祭」公式サイトのトップページ

  • 14

  •  

 第15回「田辺・弁慶映画祭」が11月19日~21日、オンラインと紀南文化会館(田辺市新屋敷町1)で開催される。

(左上から時計回りに)「魚の目」「浮かぶ」「スタートライン」「距ててて」

[広告]

 同映画祭は、次世代の監督や映像作家の作品上映機会の創出、映画文化を通じた地域活性化を目的に、2007(平成19)年に始まり、今年で15回目。昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、全作品をオンライン配信した。今年は招待作品「おらおらでひとりいぐも」を県内在住者に限定し、紀南文化会館で上映する。

 オンラインでは、開会式と表彰式、コンペティション部門入選作品、観覧者と制作者が質疑応答などをするティーチインを配信。コンペティション部門は、応募総数151作品の中から予備審査を通過した「スタートライン」「距ててて」「PARALLEL」「情動」「ミューズは溺れない」「B/B」「浮かぶ」「魚の目」の8作品を公開する。

 配信には「映画.com」の動画試写サービス「スクリーニングマスター」を用いる。19日は3本、20日は5本を上映し、21日は見逃し配信を行う。各作品上映後に最大20分のティーチインを公開。20日は監督を紀南文化会館に招き、19時30分からオンライントークイベントを配信する。21日は、グランプリや観客の投票で決まる「観客賞」など各賞を発表する。

 実行委員会事務局の上舎裕貴さんは「昨年はコロナ禍で、全日程をオンライン開催するチャレンジングな取り組みだった。作品の延べ視聴回数が約2600回に及び、全国から視聴できるオンラインの良さを生かした成果を得られた」と話す。「コンペティション部門には全国から視聴者が訪れるので、今年もオンライン開催とした。招待作品の上映会は県内在住者限定となるが、足を運んでほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は、19日=18時30分~、20日=9時30分~、21日=オンライン10時~、招待作品上映12時~。オンライン作品鑑賞には事前に無料のユーザー登録が必要。招待作品鑑賞券は前売り=1,000円、当日=1,300円。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース