イルミネーションイベント「本当のクリスマスに出逢(であ)える場所 フェスタ・ルーチェ」が11月3日、テーマパーク「和歌山マリーナシティ」(和歌山市毛見)内の「ポルトヨーロッパ」で始まった。
撮影した写真がクリスマスツリーのオーナメントになって現れるプロジェクションマッピング「シンギングクリスマスツリー」
2017(平成29)年から始まり、今年で5回目を迎える同イベント。ヨーロッパを模したテーマパークをさまざまな光で彩る。今回は「スイスのフェスティバル」がテーマ。同実行委によると、昨年の来場者は10万人以上、4年間で延べ38万人を動員したという。
園内では、さまざまな色に輝くシンボリックツリー、光の階段、フォトブースなどを展開する。プロジェクションマッピングでは、専用ブースで写真撮影を行うと、スイス・チューリッヒの聖歌隊がツリーの形になって大合唱する「シンギングクリスマスツリー」に映像で参加できる。このほか、人が通ると音が鳴り雪と花が舞う「フラワーシャワーカーペット」、踏むとさまざまな色に変化する「光のタップダンス」など、非接触で楽しめるアトラクションを用意する。
今年は2年ぶりに「クリストキントマーケット」(12月25日まで)や、700個のランタンを揚げる「スカイランタンフェス」(11月20日)などのイベントも開催する。
実行委員会会長の古澤良祐さんは「昨年はコロナ禍でさまざまな体験の機会を失った子どもたちのために、中学生以下無料としたところ、例年の倍以上の子どもが訪れてくれた。今年も中学生以下は無料で遊びに来てもらえる。見るだけでなく非接触で楽しめる企画を用意したので、ぜひ楽しんでもらいたい」と話す。「フェスタ・ルーチェは毎年異なる国のクリスマスを体験してもらえる。昨年とはまた違った雰囲気のフェスタ・ルーチェで、この冬一番の笑顔で思い出を作ってもらえたら」とも。
開園時間は17時~21時。2022年1月3日までは毎日開催する。1月4日~2月14日は土曜・日曜・祝日のみ営業(2月14日は営業)。当日入場券は、大人=1,500円、学生(高校生以上)=750円、中学生以下無料。