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和歌山・すさみ「エビとカニの水族館」でスベスベマンジュウガニ総選挙

「スベスベマンジュウガニ総選挙2022」の展示

「スベスベマンジュウガニ総選挙2022」の展示

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 特別企画展「SSM(スベスベマンジュウガニ)48 神6からNo.1を決めろ!スベスベマンジュウガニ総選挙2022」が現在、すさみ町立エビとカニの水族館(すさみ町江住、TEL 0739-58-8007)で行われている。

どんな小さなことでもスベらせない受験生や年配の人の味方「加二岡須部重蔵」

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 同展は、新型コロナウイルスの影響で来館者が減少する中、自宅からでも水族館を楽しんでもらおうと飼育員らが考案したオンライン参加可能な人気投票。2021年5月には「甲殻総理大臣」を決める「エビカニ総選挙」を同様の方法で開催している。

 同館で飼育中の48匹近くのスベスベマンジュウガニの中から、飼育員が6匹を選び抜き、投票で人気順位を決める。館内では名前とスローガンを掲げた6匹を展示する。

 出馬するのは、スベスベマンジュウガニの人気を主張する「栖辺間(すべま)すべお」、同カニの食べ方を伝授するという「須部沢(すべさわ)すべみ」、水族館の改名を要求する「十我弐崎須部吾郎(じゅうがにざきすべごろう)」、すべすべ肌テクニックを披露する「スベルージュ・ガ・スベーマ」、毒舌を吐きながらコロナへの宣戦布告を表明する「毒嶋須部子(ぶすじますべこ)」、どんな小さなことでも「スベらせない」受験生や年配の人の味方「加二岡須部重蔵(かにおかすべじゅうぞう)」の6匹。

 投票方法は、6匹をモチーフにした缶バッジとマグネットセット(300円)をオンラインショップで購入することで1票投じることができる。投票数に制限はなく、何票でも投票可能。優勝したカニは特別展示が開催される。

 企画した飼育員の本多正樹さんは「スベスベマンジュウガニは猛毒を持つカニだが、かわいくてちょっとおいしそうな名前とのギャップがおもしろい」と話す。「人間にもさまざまな人がいるように、カニも甲羅の模様や目つき、動きなど個性があり、見比べると楽しい。ツイッターで6匹の動画を順次投稿していくので、遠方の人もぜひ6匹を見比べてお気に入りのカニに1票を投じていただければ」とも。

 投票受け付けは3月21日まで。

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