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和歌山・那智勝浦にカフェ「コッペ」 ベーカリーをカフェにリニューアル

リニューアルしたカフェ「コッペ」の前に立つ店主の岡本太郎さん(右)

リニューアルしたカフェ「コッペ」の前に立つ店主の岡本太郎さん(右)

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 カフェ「コッペ」(那智勝浦町橋ノ川、TEL 0735-30-1782)がリニューアルオープンして2カ月がたった。

スリランカカレー・マイルドチキン

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 同町出身の店主・岡本太郎さんは、熊本で経営コンサルタントとして働きながら、パン職人の父・峻彌さんがオープンした同店をカフェにリニューアルし、再出発した。客席スペースは店内9坪に10席、テラス席8席。

 同店は1983(昭和58)年、父・峻彌さんが「ホームベーカリーコッペ」(那智勝浦町朝日)として創業。2017(平成29)年に次男・圭太さんが店を引き継いだ。峻彌さんは2号店「カフェベーカリーコッペ」(同町橋ノ川)を開店。石窯を設置し、カフェ営業を始めたが、脳梗塞を発症し、2019年5月に閉店。2号店はパン職人の峻彌さんが引退したことでパン店としての営業を辞め、太郎さんが引き継いでコーヒーやカレーを主力にしたカフェに転向した。

 メニューは、生豆と焙煎(ばいせん)豆をブレンドしたオリジナルコーヒー「熊野ゴールド・グリーンコーヒー」(450円)、アンドロメダエチオピア・リム原木コーヒー、無農薬紅茶「紅茶飛行」、黒糖抹茶きな粉ラテ(以上500円)など。スリランカカレーは、ベジタブル・豆・チキンなどのバリエーションがある(各980円)。全メニュー、テークアウトに対応。店内では全国から取り寄せた食料品や日用品を販売する。

 岡本太郎さんは「当店は『健康』と『ここでしか手に入らない』がコンセプト。できる限り無農薬、無添加、生産者の顔が見える商品を集めている。夏にはこの地域では珍しいかき氷も提供したい。パンは扱っていないが、父が目指した新しいものや人に出会える場所にしたい」と意気込む。

 冬季営業時間は11時~16時30分。水曜・木曜定休。 

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