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和歌山・関西最大規模の道の駅「四季の郷公園」がグランドオープン

「つきやまの遊び場」から眺める四季の郷公園

「つきやまの遊び場」から眺める四季の郷公園

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 道の駅「四季の郷(さと)公園 フードハンターパーク」(和歌山市明王寺、TEL 073-499-4370)が4月2日、グランドオープンした。

丘陵地形を生かした「見晴らしの丘」

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 同園は1991(平成3)年に整備した「自然と農業のテーマパーク」がコンセプトの和歌山市の農業公園。敷地面積は25.5ヘクタール。施設の老朽化に伴い、市は2016(平成28)年から整備を進めてきた。2020年7月にエントランスゾーンをリニューアルし、道の駅として登録された。

 グランドオープンに合わせ、既存の設備を使いながら4つのエリアを整備。中央部に位置する「四季の広場」にある小川は水質を改善し、デッキや河原を設けた。丘陵地形を生かし、ターザンロープやボルダリング、滑り台などを設置した「見晴らしの丘」、低年齢児も楽しめるネット遊具や滑り台を置く「つきやまの遊び場」、予約不要で愛犬と過ごせる「ドッグパーク」もある。

 2日の開園式で尾花正啓市長は「4つのエリアがオープンし、遊んで食べて学べる、子どもから大人まで一日中楽しめる施設になった。周辺には伊太祈曽神社、世界遺産に続く熊野古道などがあり、文化財や観光資源に恵まれている。地域全体が大きな観光拠点となり、地域の人に愛され、発展する道の駅に育っていくことを期待している」とあいさつした。

 施設のデザインを手がけたブランディングディレクターの浜部玲美さんは「自然と人の距離を近づける工夫をした。丘の傾斜を活用した滑り台や埋め込んだ土管、登るためのネットなど工夫して遊べる仕掛けを盛り込んでいる。山東エリアを一望できるこの山の中で、大人も子どもも駆け回って遊んでほしい」と話す。

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