空き店舗活用イベント「まちなかイロドリ企画(通称=まちドリ)」が10月22日・23日、JR和歌山駅近くの「みその商店街」で開催される。主催は和歌山市。
雇用と産業の創出を目的に空き店舗物件を活用し試験的な出店を行う同イベント。2015(平成27)年から始まり今年で8年目。これまでぶらくり丁商店街周辺や大新公園周辺で開催してきた。
会場は、元「玉林園」、元「岩本薬局」、元「肉の増田屋」など7カ所。出店者は、おばんざい「服部食堂」、デジタルアート「FantasyMode」、焼き菓子「ゆいぐくる」、コーヒー店「Bu_Bu COFFEE ROASTERS」、「グラフミューラーソフトクリーム部」、「山本農園」、県産品等を販売する「わかやま地域おこし協力隊ネットワーク」など約19店。
出店店舗や周辺の協力店で利用できるまちドリ通貨「ドリ」を進呈するスタンプラリー、和歌山電鉄「ミニいちごトレイン」の乗車体験(=100円)などを行うほか、22日にオープンするコワーキングスペース「BE-EN(ビーエン)」で、商店街の店主や学生などが「みその未来会議」を開く。
企画・運営を担当する「Cafe&Bar またたび」店主の前川怜輝さんは「たくさんのシャッターを開けることを目指した。普段は開いていない店が開くところを見て、ワクワクしたり、懐かしんだりしてほしい」と呼びかける。「新しい風を吹かせるため、出店者は公募した。これからの『みその』を作る仲間を募るきっかけになれば」とも。
開催時間は11時~17時。