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和歌山・有田川町で1次産業ワーケーションをテーマにトークイベント

参加を呼びかける白川さん(左)としろにしのメンバー

参加を呼びかける白川さん(左)としろにしのメンバー

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 第1回「しろにしトークイベント」が9月9日、移住就業支援拠点施設「しろにし」(有田川町二川)で開催される。主催は一般社団法人しろにし(同)。

会場となるしろにし 机などは地元の家具職人が手がけた

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 同イベントは、清水地域内外のゲストや参加者の交流の場を創出し、地域の新たな気付きを生み出すことを目的にする。

 初回は「裏高野の魅力を語る」と題し、日本農業遺産に認定された同地域の1次産業でのワーケーションがテーマ。県内外でまちづくりやワーケーションなどに取り組む3人がパネリストを務める。前半はパネリストが話題提供し、後半は「山椒(さんしょう)・林業ワーケーションの可能性」をテーマに対談する。

 パネリストは福島県でまちづくりを実践する矢部佳宏さん、日本ウェルビーイング推進協議会の島田由香さん、「Project_toi」主宰で同地域のさんしょう農家・白藤勝俊さん。それぞれ、「福島県西会津町での取り組み」「ウェルビーイングってなに?」「高野山は遠井(とい)のはずだった!?~紙芝居も交えて」と題して話をする。

 しろにしの白川晶也さんは「このイベントで、農林業に加え地域文化について理解を深め、ワーケーションを通じた住民との交流の可能性を探りたい。かつては高野山の寺領で聖地とのゆかりも深い当地域の裏話的な伝承も知ってもらえたら」と話す。「清水地域の郷土料理・芭蕉寿司(ばしょうずし)を提供する。髙垣酒造の地酒と合わせ、地域の食文化も楽しんで」と呼びかける。

 開催時間は18時30分~20時30分。参加費は2,500円。高垣酒造(小川)の日本酒「龍神丸」か「ぶどう山椒」カクテル(ノンアルコールあり)が付く。要事前申し込み。

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