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和歌山産食材使った発酵調味料販売 料理教室のレシピを商品化

「大切な人を想うママの手づくり発酵調味料」を手にする阪口さん

「大切な人を想うママの手づくり発酵調味料」を手にする阪口さん

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 「大切な人を想(おも)うママの手づくり発酵調味料」の販売が8月1日、道の駅「四季の郷公園」(和歌山市明王寺)内の「水の市場」などで始まった。

和歌山市の料理教室「キッチンサロン ナチュベジライフ」が販売しただしやしょうゆなど

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 和歌山市内の料理教室「キッチンサロン ナチュベジライフ」で作り方を教えるオリジナル調味料。販売を望む声があり、商品化した。原料は全て国産。和歌山県産のしょうゆや煮干しも使う。

 商品ラインアップは「だし醤油(しょうゆ)の旨味(うまみ)そのまま だしふりかけ」(80グラム=864円)、「八方美人な だし醤油」「お料理上手になれる 白だし」(以上150ミリリットル=1,058円)、「からだが喜ぶ自然の味 食べるだし粉」(65グラム=1,188円)の4点。同教室代表の阪口理紗さんは「離乳食の後期から使用できる」と話す。

 阪口さんは、20代で体調を崩したことをきっかけに生活と食事を見直し、2006(平成18)年に一般社団法人「日本野菜ソムリエ協会」が認定する「野菜ソムリエプロ」を取得した。食育情報やレシピをブログで発信し始めると、周りの子育て中の人から反響やレッスンの要望などがあったという。2017(平成29)年に少人数制で伝統製法のしょうゆやみりんなどの発酵調味料、旬の食材を使う献立レッスンのほか、みそや甘酒などの発酵食品を作る料理教室を開業した。

 阪口さんは「家族の健康を考えて食事を作りたいけれど難しいと感じる人、時間が取れない人や料理が苦手な人に使ってもらいたい。だししょうゆはさまざまな食材にそのままかけて、白だしは炊き込みご飯など淡い色の料理に、だし粉はみそ汁などに使えるので試してほしい」と話す。

 道の駅のほか、レンタルスペース「BOX*0(ボックスゼロ)」(六番丁)、同教室とウェブサイトで販売する。

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