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和歌山・北山村産ジャバラを使ったサワー全国販売へ

和歌山県北山村産ジャバラの果汁を使った「じゃばらサワー」

和歌山県北山村産ジャバラの果汁を使った「じゃばらサワー」

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 北山村産「ジャバラ」を使ったチューハイ「じゃばらサワー」の販売が3月26日、全国の量販店などで始まった。販売は「三菱食品」(東京都文京区)。

北山村で栽培されているジャバラ

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 「昭文社」(千代田区)の旅行メディア「ことりっぷ」とコラボした「J-CRAFT TRIP」シリーズの同商品。同シリーズは、「果汁のおいしさと旅気分を届ける」をコンセプトに2023年10月、第1弾商品として青森県の「王林サワー」、京都府の「水尾ゆずサワー」を販売。第2弾は2024年1月、宮崎県の「日向夏サワー」を販売した。

 第3弾のじゃばらサワーは、北山村産ジャバラ果汁が0.5パーセント、アルコール度数3パーセント。パッケージは、「ことりっぷ」和歌山県のガイドブック表紙の柄を背景に、北山村や新宮市、三重県熊野市、奈良県十津川村を流れる北山川の特別名勝の渓谷「瀞峡(どろきょう)」を描く。

 ジャバラは北山村に自生するかんきつ類で、村内9ヘクタールほどで約8000本を栽培する。2021年産特産果樹生産動態等調査によると、和歌山県の収穫量は141.7トンで全国一。

 三菱食品の篠原安沙世さんは「そのまま飲むと『にがうま』なジャバラを爽やかな酸味と甘みの心地よいバランスに仕上げた」と話す。「第1弾、第2弾共にことりっぷファンの20~40代の女性を中心にたくさんの人に楽しんでもらっている。新しい商品を期待する声も届いている。自宅などでゆっくりと味わいながら、果実の産地に思いをはせてほしい」とも。

 販売は7月ごろまで。

※販売会社住所を修正しました(2024年3月28日11時30分)。

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