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和歌山・九度山で「真田まつり」 新居浜から幸村が描かれた山車も初登場

赤い甲冑をまとった真田幸村が活躍した「大坂夏の陣」が描かれた太鼓台

赤い甲冑をまとった真田幸村が活躍した「大坂夏の陣」が描かれた太鼓台

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 真田幸村ゆかりの地として知られる九度山町の道の駅「柿の郷くどやま」(九度山町入郷)で5月4日・5日、「紀州九度山真田まつり」が開催される。

「大坂夏の陣」を描いた「白浜太鼓台」の飾り幕

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 真田幸村の命日である5月7日に開かれていた恒例のイベント。戦前に始まり一時途絶えたものの、1953(昭和28)年に復興し、1957(昭和32)年からは「こどもの日」の5月5日に開催されることになった。

 4日はオープニングセレモニーに続き、姉妹都市・長野県上田市の信州真田鉄砲隊と紀州九度山真田鉄砲隊による演武、真田豊実さんのマジックショー、子どもアームレスリング大会などが行われる。メインイベントは5日の武者行列。真田昌幸、信繁(幸村)、幸昌(大助)をはじめ、真田十勇士などの甲冑(かっちゅう)を身にまとった行列が町内を練り歩く。

 今年は初の試みとして、四国三大祭りの一つ「新居浜太鼓祭り」(愛媛県新居浜市)から長さ12メートル、高さ5.5メートル、重さ5トンの山車「白浜太鼓台」を展示する。太鼓台の飾り幕には「大坂夏の陣」が描かれ、赤い甲冑をまとった真田幸村が描かれる。

 町役場の田村宏さんは「昨年は大河ドラマ『真田丸』の効果もあり、例年の倍以上の約5万人にお越しいただいた。今年も駐車場などの整備や案内所を設けて多くのお客さまを迎える準備をしている」と話す。「今年は真田幸村の縁で新居浜から巨大な太鼓台が出展することになった。武者行列の後に巡行するので、ぜひ見に来てほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は10時から。武者行列は5日13時30分から。

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