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和歌山の酒造「世界一統」で蔵開き 南方熊楠生誕150周年にちなみ5月に

中央ステージではライブやトークショーが行われた

中央ステージではライブやトークショーが行われた

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 南海和歌山市駅近くの酒造会社「世界一統」(和歌山市湊紺屋町)で5月21日、蔵開きが行われた。約1000人が訪れた。

6代目社長・南方康治さん

 博物学者・南方熊楠の父・弥右衛門が紀州侯の米蔵だった土地建物を譲り受け創業した「南方酒造」がルーツの同社。2代目・常楠が師事した第8代・17代内閣総理大臣の大隈重信が名付けた銘柄「世界一統」にちなみ、1907(明治40)年に社名を変更した。

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 一般客を対象に行っている「世界一統蔵開き」は今年で8年目。毎年3月に行っているが、今回は熊楠生誕150周年を記念し、熊楠の誕生日である5月18日に近い日に開催日を変更した。

 当日は、同社の清酒「南方」と和リキュール「和歌のめぐみ」の試飲のほか、「中国酒家くぅくぅ」(元寺町2)や炭火串焼きホルモン「はざま屋」(十番丁)など5店のフードコーナーを設けた。ステージでは落語家・桂枝曾丸さんのトークショー、「和響」の和太鼓演奏、「和歌山を元気に」を合言葉に歌うシンガー・ソングライター、TONPEIさんのライブなどが行われた。TONPEIさんライブでは「上を向いて歩こう」を歌唱後、会場からアンコールの声が上がるなど盛り上がりを見せた。

 常務の南方雅博さんは「熊楠が暮らした田辺市では名誉市民にも認定して頂いた。南方熊楠生誕150周年の記念すべき年を皆さまと祝えてよかった」と話す。「蔵開きは『南方』を愛好者と距離を縮めるため毎年開催している。こういったイベントを通して、おいしい日本酒の味を知って頂ければ」とも。

 参加した30代女性は「毎年3月のこのイベントを楽しみにしている。今年はイベント情報が無かったので開催されないかと思ったが、無事開催されてうれしい。昼からおいしい日本酒を飲めて楽しいし、普段飲めない特別なお酒を飲めるのもうれしい」と笑顔を見せていた。

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