和歌山のご当地アイドルFun×Fam、県内ライブで奮起-動員1000人超で全国ツアーへ

7月13日、貴志川生涯学習センターで開催された紀の川市公演の様子

7月13日、貴志川生涯学習センターで開催された紀の川市公演の様子

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 和歌山の地元アイドルグループ「Fun×Fam(ファンファン)」が現在、初の県内ライブツアー「マジだかんね!和歌山キラキラ♪大作戦We’re Fun×Fam」で県内各地を訪れている。

ライブ終了後、ファンを見送るメンバー(関連画像)

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 7月から8月にかけて行う同ツアーは、7月6日の和歌山県民文化会館(和歌山市小松原通り1)を皮切りに、13日に紀の川市公演を実施。次回公演は26日、JR和歌山線高野口駅近くの橋本市産業文化会館アザレア(橋本市高野口町、TEL 0736-42-5070)で行う。以後は、新宮市、御坊市と、全5公演を予定する。

 メンバーは10歳~17歳の20人。テレビ和歌山の番組「ちゃぶ台」の企画をきっかけに、和歌山市内のダンススクールに通う女子で結成された。「和歌山初、地域密着型アイドルグループ」をキャッチコピーに、2011年から活動する。グループ名は楽しむという意味のFunと「和歌山の人が1つの家族」を意味するFamilyから「Fam」を取った。

 県内初ツアーの狙いについて、プロデューサーの堀内孝治さんは「これまでは大阪、東京、名古屋などに呼ばれることが多かった。ご当地アイドルとして『和歌山に愛されるアイドルになろう』と企画した。新宮など紀南地域でも商店街にポスターを貼ってもらったり街頭PRをさせてもらったりと、地元の人たちの優しさを感じている。和歌山の人を愛し・愛される関係を築いていけたら」と話す。同ツアーでのべ1000人の来場者目標を達成すれば、全国ツアーも検討しているという。

 東京から駆けつけたというファンの男性は紀の川市公演後、「『たま駅長』に会う目的の和歌山旅行で、彼女たちのライブを見て一気にファンになった。素朴でがんばり屋さんの良い子たちだから、これからも応援したい」と話す。大阪府堺市在住の男性は「大阪のイベントで見かけた時、ダンスのクオリティーが高くてファンになった。何度も通って、和歌山のことも好きになった。御坊市の千秋楽にも参加したい」と話していた。

 メンバー最年長17歳でキャプテンを務める湯川愛莉さんは「13日の紀の川公演は、和歌山公演と比べてもみんな落ち着いてステージに立てたと思う。地元開催なのでみんな優しいし、安心感がある。今回の5公演を通して、メンバー全員で成長したい」と意気込み、「和歌山のファンに笑顔と元気を届けられるよう、これからもがんばります」と元気な笑顔を見せた。

 1日2公演で、残り3会場の開演時間はいずれも13時と16時30分。チケット(前売り=2,000円、当日=2,500円)の販売は、チケットぴあのほか、地元優先チケットを橋本市産業文化会館アザレアとFMはしもと、コジマ調剤薬局で販売中。小学生以下無料。

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