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和歌山・有田川町の「ぶどう山椒」プロジェクトで龍谷大がコンペブロック優勝

中山有田川町長(右)、龍谷大学経営学部の藤岡教授(右から2人目)

中山有田川町長(右)、龍谷大学経営学部の藤岡教授(右から2人目)

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 「アグリカルチャーコンペティション2019」の実践的研究分野でブロック優勝した龍谷大学(京都府)の一行が1月30日、中山正隆有田川町長を表敬訪問した。

「ぶどう山椒を未来につなぐプロジェクト」の活動内容を紹介する龍谷大学の学生

 JAグループが主催する同コンペは、大学生が日本の農業や食、地域、農業協同組合等に関する調査研究を行い、その成果の発表を競う。2017(平成29)年に始まり3回目となる今年は、学術的研究分野、実践的研究分野の2部門に12大学14学部から27チームが参加した。

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 龍谷大は昨年7月に同町と包括協定を結び、生産量日本一のブドウサンショウの市場調査や産地の認知度向上、商品開発やプロモーションを行う「ぶどう山椒(さんしょう)を未来につなぐプロジェクト」を進めている。同プロジェクトの活動が評価され、表彰につながった。

 同大経営学部の牧野剛士さんは「商品開発に力を入れ、企業提案などを行ってきたが、8月に生産者へ進行状況を報告した際、大変喜んでくれ、個別で話した生産者が泣きそうな顔で『ありがとう』と言ってくれた。それまでの思考の軸はサンショウや商品開発だったが、『この人たちのためにもっと頑張りたい。有田川町が好きだ』という気持ちが芽生え、大きなモチベーションになった」と話す。

 中山正隆有田川町長は「学生たちは使命感を持って取り組んでくれた。その頑張りを見て生産者も栽培意欲が高まり、『産地をなんとかしたい』という意識も芽生えたようだ。産地にとっても大きな一歩になった」と話す。「今後も清水地域のアイデンティティーとも言えるブドウサンショウを未来につないでいくために新規就農や移住者の受け入れ、関係人口の創出に積極的に取り組んでいきたい」とも。

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