
第14回「田辺・弁慶映画祭」が11月13日~15日、オンライン開催される。
(左上から)「LOVEWATERFIRE」「偽神」「マイライフ、ママライフ」「いる」
同映画祭は、次世代監督や映像作家の作品上映機会の創出、映画文化を通じた地域活性化を目的に、2007(平成19)年に始まり、今年で14回目。
例年、紀南文化会館(田辺市新屋敷町1)で招待作品やコンペティション部門入選作品などを上映してきたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のためオンライン上映に変更した。
上映作品は、応募総数123作の中から予備審査を通過した8作品。上映は同映画祭特設サイトで行い、13日=3本、14日=5本を上映し、15日は見逃し配信を行う。各作品上映後には監督と映画活動家・松崎まことさんによるトークセッションを配信。14日は、監督たちのオンライントークイベントを行う。15日は、グランプリや観客の投票で決まる「観客賞」など各賞を発表する。
実行委員会事務局の上舎裕貴さんは「コロナ禍での開催を模索し、ほかの映画祭や専門家の意見を参考にオンライン開催へこぎ着けた。タイムテーブルを組み、1作品ずつ配信し、上映後には監督の話を聞くことで、会場で鑑賞するような感覚を楽しんでほしい」と話す。「オンライン開催にしたことで、全国から参加できる。無料なので、離れた人とも一緒に鑑賞を楽しんでいただきたい」と呼び掛ける。
開催時間は、13日=18時~、14日=9時30~、15日=10時~。作品鑑賞には事前にユーザー登録が必要。