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和歌山・すさみ町観光協会がユーチューブチャンネル開設 「すさんちゅ!!」が魅力発信

(左から) 「すさんちゅ!!」のユウヤさんとケイヤさん

(左から) 「すさんちゅ!!」のユウヤさんとケイヤさん

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 ユーチューバ―ユニット「すさんちゅ!!」が現在、すさみ町観光協会(西牟婁郡すさみ町江住、TEL 0739-34-3200)のユーチューブチャンネルで町の魅力を発信している。

「すさんちゅ!!」の撮影の一場面

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 動画に登場する二人は同町出身。「ケイヤ」は観光協会で働く22歳・林桂也さん、「ユウヤ」は町役場職員の19歳・向井佑弥さん。ユニット名は「海人(うみんちゅ)」のように「すさみ町の人」と「すさみ町大好き」の意味を込める。

 同協会では、以前から動画を使った発信方法を模索してきたという。映像プロデューサーの松山利基さんが町へ移住したことをきっかけに活動を開始。企画や内容は松山さんと「すさんちゅ!!」が相談して制作する。

 動画には謎解きなど、ストーリーに力を入れる。現在、5本の動画を制作し公開。3本目からはゲームマスターからのミッションをクリアしていく形でストーリーが進む。失敗すると与えられているハートが削られ、なくなればチャンネル終了になる。周参見駅構内にある「coffee stand YUP!(コーヒースタンドヤップ)」や「里野海水浴場」(里野)、恋人岬(見老津)など、町内各所で撮影し、町の魅力を発信する。

 向井さんは「すさみは居心地の良さがある街。制作しながら、自分自身も風景や人と出会い、魅力の本質をつかんでいきたい。町の魅力を具体的に掘り起こして、共有していけたら。町の人たちがより胸を張って『いいところやでー』と言える動画にしたい。ありきたりの観光案内でなく、リアルな、面白いすさみを伝えていければ」と意気込む。

 林さんは「高校卒業後、海外で過ごしたことですさみ町の魅力に気づいた。町外にも地元の人にも町の魅力を余すことなく伝えていきたい。ニッチな名所がたくさんあるので、ネタは尽きない。場所だけでなく、住民一人一人にスポットを当て、より深い魅力を伝えていければ。何本でも作り続け、発信を続けたい」と話す。

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