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和歌山・紀美野で両生類自然史フォーラム 観察イベントも

フォーラム参加を呼びかけるアンフィ職員

フォーラム参加を呼びかけるアンフィ職員

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 第24回「両生類自然史フォーラム」が7月1日・2日、「きみの自然体験館」(紀美野町神野市場)と「紀美野町文化センター」(同)で開催される。主催は日本両生類研究会(新潟県)。

紀美野町中田の棚田に生息するトノサマガエル

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 和歌山県で初開催の同フォーラム。両生類研究者の佐々木彰央さんが経営する博物模型専門会社「アンフィ」(同)、「紀美野町自然環境ネットワーク」、「和歌山県立自然博物館友の会」(海南市船尾)が共催する。

 1日目は、きみの自然体験館で日本両生類研究会の研究者による講演・研究発表を行うほか、両生類の生体や昆虫標本、ポスターなどの展示や両生類グッズ、模型・レプリカ等の物販を行う。研究発表後には棚田再生に取り組む中田地区でカエルなどの観察会を開く。「かじか荘」(菅沢)で行う「夜の観察会」では屋外に照明を設置し、昆虫を目当てに集まる両生類を観察し、研究者らが解説する。

 2日目は、紀美野町文化センターで「専門家が語る 和歌山県の両生類の魅力」と題し、県立自然博物館の高田賢人学芸員の基調講演。日本両生類研究会の高橋久会長が加わり、公開対談がある。

 運営委員長の佐々木さんは「日本全国の大学、環境省、動物園、水族館などから両生類研究者14人以上が集まる。貴重な機会なので、ぜひ参加してほしい。身近な生き物に興味を持つきっかけになれば」と話す。

 開催時間は、1日目研究発表=13時~、棚田観察=16時~、夜の観察会=19時30分~21時。参加費は、講演事前申し込み=2,000円、当日参加=2,500円、夜の観察会=5,000円(食事、ソフトドリンク付き)。定員30人。2日目(10時~11時30分)は参加無料。

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