和歌山城で8000本のツツジが見頃に 例年よりやや早め

和歌山城の南側の空堀に植えられた8000本のヒラドツツジがもうすぐ満開に

和歌山城の南側の空堀に植えられた8000本のヒラドツツジがもうすぐ満開に

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 和歌山城(和歌山市一番丁)の南・三年坂通りに面した空堀で、約8000株のツツジが見頃を迎えている。

和歌山市観光協会キャンペーンスタッフ「アゼリア」の皆さん(左から藤永さん、南郷さん、阪本さん)

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 ツツジは1974(昭和49)年、緑化審議会が市民からの応募をもとに「和歌山市の花」に選定した。和歌山城にはヒラドツツジのほか、西の丸広場の北側には5月中旬に開花するキリシマツツジも植えられている。

 「今年の開花は例年より少し早い。南堀から咲き始め、徐々に北の市役所側も咲いてくる」と話すのは、和歌山城整備企画課の工藤直士さん。

 ツツジは英語で「azalea(アゼリア)」。同市観光協会では毎年、観光キャンペーンスタッフ「アゼリア」を編成している。現在は阪本万里奈さん、南郷歩美さん、藤永愛未さんの3人。メンバーは18~22歳の大学生で、本年度で21期になる。任期は1年。

 観光課の森本佐和子さんは「制服のピンクもツツジをイメージしている。男女問わず募集しているが、今のところ男性のアゼリアは現れていない」と残念そうにこぼす。

 工藤さんは「今週末には満開になるだろう。藤棚も見頃なので、和歌山城の春の花々を楽しんでほしい」と呼び掛ける。

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