和歌山県内の農業が学べる高校4校による販売イベント「わかやま農業高校マルシェ」が5月29日、JR和歌山駅西口で始まった。
農業教育の学びの成果を発揮し、農業教育の魅力を地域に発信しようと企画した同イベント。実習で栽培した農産物や加工食品を生徒が直接、来場者に販売。農業の6次産業化に関する理解を深めるとともに、農業系高校の取り組みを広くPRする。紀北農芸高校(かつらぎ町妙寺)、有田中央高校(有田川町下津野)、熊野高校(上富田町朝来)、南部高校(みなべ町芝)の4校。5月から7月にかけて計5回の開催し、第1回は4校合同、第2回~5回は各校が順に担当する。
当日は、それぞれの高校から生徒4人と教員が参加し、各校に売り場を設け、商品を陳列。この日は、野菜、ジャム、あんぽ柿、梅干し、花苗、パン、菓子などの販売を行った。会場では、販売開始を待つ人たちが各校の売り場前に集まり、合図と共に商品を手に取っていった。
野菜やジャムを購入した男性は「県の知らせを見て立ち寄った。前回購入したジャムがおいしかったのでまた購入した」と笑顔を見せる。地元女性の一人は「知人が通っている高校だったので応援を兼ねて買い物に来た。頑張ってほしい」と話す。
県立学校教育課の出口豊高さんは「農業系高校の生徒にとって販売イベントは発表の場。日頃の各校での取り組みを見てもらいたい。生徒たちにとっては消費者と交流することがさまざまな学びにつながる。たくさんの人に足を運んでもらい、生徒たちに声をかけてもらえたら」と話す。
開催日は6月5日(南部高校)、6月16日(熊野高校)、7月2日(有田中央高校)、7月10日(紀北農芸高校)。開催時間は12時~13時。荒天延期。