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和歌山の郷土料理「茶がゆ」楽しむイベント 家庭ごとに異なる味を食べ比べ

和歌山の郷土料理「茶がゆ」楽しむイベント 家庭ごとに異なる味を食べ比べ

サツマイモの入った茶がゆ

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 和歌山城近くのブックカフェ「本屋プラグ」(和歌山市万町)で3月11日、茶がゆの食べ比べイベント「みんなの茶粥(がゆ)コレクション」が開催された。

用意された10種類以上の付け合わせ

 茶がゆは番茶やほうじ茶を煎(せん)じて煮たかゆ。和歌山の郷土食で、耕地が少なかった県南部を中心に、少ない米で腹を満たすために考案されたとされる庶民の味。漬物や金山寺みそと一緒に食べる。温かいまま食べるほか、冷やして食べることもある。

 当日は茶がゆの食べ比べとトークショーが行われた。茶がゆは「番茶屋」(匠町)の茶がゆ用ほうじ茶「紀一本」を使ったものや、田辺市の自家製番茶で作った家庭の味、サツマイモが入ったもの、冷やしたものなど数種類を用意。付け合わせは、金山寺みそ、梅干し、ちりめんじゃこ、だし巻き卵など10種以上を用意した。13人が参加し、かゆをすすった。

 茶がゆを食べた参加者の男性は「茶がゆは普段からよく食べる。うちの茶がゆに比べるとどれも柔らかい。他人の家の茶がゆを食べる機会がないので面白かった」と話す。女性参加者は「他人のレシピを教えてもらったのがよかった。うちとは作り方が違って驚いた」と笑顔を見せた。

 トークショーでは、茶がゆの歴史、レシピの紹介、事前に42人にとったアンケートの結果を発表した。アンケートでは、かゆの煮加減を「サラサラ派とグズグズ派」と表現して家庭の茶がゆはどちらかを質問。結果はサラサラ派がグズグズ派を上回った。グズグズの表現について、参加者からは「ネットリ」「コツコツ」「ネットコ」などさまざまな言葉が飛び交ったほか、煮加減や付け合わせについても意見が出て盛り上がりを見せた。

 主催者で兵庫県出身の長戸千紘さんは、茶がゆを食べた経験がなく初めて調理に挑戦したという。長戸さんは「和歌山出身の友人の話で、茶がゆのレシピが家庭ごとに違うと知って興味を持った。地元の人にとっては当たり前の料理だが、作ってみると難しくレシピだけでは微妙な煮加減などがわからず完全には再現できなかった。郷土料理など地元に当たり前にあるものに興味があるので、そういったものを再発見していきたい」と話す。

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