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和歌山の大新エリアで空き物件活用イベント「まちどり」 街歩きや電動バイク試乗会も

イベントに向け準備を進める実行委員の橘麻里さん

イベントに向け準備を進める実行委員の橘麻里さん

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 街中の空き家・空き店舗活用イベント「まちなかイロドリ企画2019 まちどり」が10月19日~20日、新通・大新エリアで開催される。主催は和歌山市。

(左から)実行委員の宮原崇さん、和歌山大学生、橘麻里さん、堺恵子さん、成瀬正規さん

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 新たな産業と雇用の創出を狙い、中心市街地にある空き家や空き店舗への試験出店の機会を提供する同イベントは、2015(平成27)年から始まり今年で5年目。これまでぶらくり丁商店街周辺で開催してきたが、今年は、北は東ぶらくり丁、南はけやき大通り、西は和歌川、東は大新公園までのエリア内で開催する。

 会場は、元紙問屋の「高垣紙店」(和歌山市十番丁)や元服飾・雑貨店、化粧品店の「松本被服」(新通4)、元生地店の「小川商店」(新通5)、元弁当店の「岩辰ビル」(南休賀町)、「スミカソーコ」(新通7)、「希望荘」(北休賀町)、「Una rama de RICO(ウナラマデリコ)」(新通5)の7カ所。新規出店を考える焼き鳥店「よしみや」や古道具店「動産屋」、コーヒー店「水星」、試験的な新商品販売を行う「3ft」「Favorite Coffee」など約15店が出店する。

 そのほか、額縁を持ち歩き、街の風景を切り取って魅力を再発見するワークショップや、「glafit(グラフィット)」(南大工町)の電動バイクの試乗会なども行う。当日は、動物のかぶり物のスタッフを見つけるスタンプラリーでまちどり通貨「ドリ」をプレゼントするなど来場者を楽しませる仕掛けを盛り込む。

 イベント実行委員でゲストハウス「RICO(リコ)」スタッフの宮原崇さんは「空き家や空き店舗でトライアル出店してもらい、実際の出店へのステップアップを目指すほか、空き店舗の紹介や使い方の提示をする。街歩きなどのイベントと合わせて新通・大新エリアを回ってもらい、個性的なお店がたくさんあることや街の歴史を知ってもらいたい」と呼び掛ける。「20日は大新公園でマーケットイベント『大新ピクニック』も開催するので、合わせて楽しんでもらえたら」とも。

 開催時間は11時~16時。

※イベント内容(スタンプラリー)に変更があったため修正しました。(2019年10月10日11時追記)

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