2頭のアルパカが12月23日、和歌山城公園動物園(和歌山市一番丁)に仲間入りした。
アルパカは、10歳の雄「パルル」と10歳の雌「アルル」のつがい。同園を運営する「ワールドインテック」(福岡県)が2020年11月に閉園した「信州塩尻農業公園チロルの森」(長野県)から触れ合い動物として迎え入れた。同園でアルパカを飼育するのは今回が初めての試みという。
2頭は現在、干し草や草食動物用ペレットなどを食べ、元気に過ごしており、園舎の前では「目がクリクリしてかわいい」「遠いところからよく来たね」など2頭に声を掛ける来園者の姿が見られた。
和歌山城整備企画課の湯川英明さんは「つがいで迎え入れた安心感からか、移動後もバクバクとよく食べて元気にしている。新型コロナが落ち着いたら、触れ合いや餌やり体験も考えている。それまでは温かく見守ってもらえれば」と話す。
開園時間は9時~17時。火曜休園。