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和歌山で市民演劇公演「ホーム」 ワークショップ参加者らが舞台へ

稽古に励むメンバー

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 演劇公演「丸山真輝プロデュース 和歌山で演劇しよ!WS公演 HOME(ホーム)」が9月19日・20日、ゲキノバきたまち(和歌山市北町)で開催される。

俳優・丸山真輝さん(左後方)と出演メンバー

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 同公演は、丸山さんが2018(平成30)年9月に始めた演劇ワークショップの一環。出演者は1月に10人限定で募集した。演者の大半が同ワークショップの参加者で、脚本は、同公演のオリジナル。育児放棄され、育った少女・灯が家を出て、保護団体で家族の温もりを知る物語。

 丸山さんは和歌山県出身の俳優。県立向陽高校演劇部で演劇を始め、大学卒業後、大阪で芸能活動を開始。2012(平成24)年から「劇団壱劇屋」の舞台に立つほか、芸能プロダクション「イズム」に所属する。

 和歌山の人と交流をつくろうと、2018年9月から月1回、「丸山真輝のアクトワークショップ『和歌山で演劇しよ!』」を開催。ストレッチや発声、せりふ回し、パントマイム、アクションなどに参加者と取り組む。

 丸山さんは「演劇は専門書や教科書に当たるものが少ないので、演技指導、俳優の技術をワークショップで伝えている。参加者が好きなこと、自分に向いていることに気付けるよう、興味を刺激する内容で開催してきた。体や舞台の使い方を知れば動きが良くなる。和歌山のメンバーは会話劇が得意。壱劇屋はアクション、パントマイムなどパフォーマンスが多い。そこをミックスして公演を組み立てている」と話す。

 出演する小谷千恵子さんは「さまざまな年代や背景の人と共演できることが魅力。丁寧に教えてもらえるので助かっている。新型コロナウイルスのため、3月、6月と2回延期し、今回やっと開催できるので、楽しみにしている」と話す。

 開演日時は9月19日=12時、15時30分、19時、20日=12時、16時。各回20席。チケット代は2,000円。感染症対策として、席数を削減し、換気や除菌に取り組む。

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