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和歌山で「おもちつき&お野菜マルシェ」 新たな交流の場創出に向け企画

来場を呼び掛ける主催者の石井佳奈さん(撮影のためにマスクを外しています)

来場を呼び掛ける主催者の石井佳奈さん(撮影のためにマスクを外しています)

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 「おもちつき&お野菜マルシェ」が11月6日、JR田井ノ瀬駅近くの「オズズキッチン」(和歌山市岩橋)で開催される。

「フードセンターイワセ」(イメージ図)

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 2020年にオープンした同店。店主の石井佳奈さんが、和歌山県内の無農薬野菜や季節の食材を使い、弁当販売とケータリングサービスを提供する。佳奈さんは夫の聡さんと共に現在、同店隣のスーパーマーケット跡に地元産野菜や弁当、菓子、自家焙煎(ばいせん)コーヒーを提供する食品店「フードセンターイワセ」を出店するため準備を進めている。同イベントは開店前に店を体験し知ってもらうきっかけにしようと企画した。

 当日は、「まるはり農園」(松島1)のオーガニックもち米を使い餅つきを行う。小学生以下の子どもにはぜんざいを振る舞う。このほか、生産者グループ「紀州農レンジャー」の野菜販売、オズズキッチンの米粉ドーナツ・総菜販売、聡さんが焙煎(ばいせん)したコーヒーを提供する「茶豆」の出店、レストラン「Kiranah(キラナ)」(有田市宮崎町)の全粒粉スコーン販売(13時~)などを行う。

 佳奈さんは「正月に餅を飾る家も減少し、餅は買うものだと思っている子どもも多いので、正月用の餅をつきに家族で参加してほしい。フードセンターイワセは販売だけでなく、交流が生まれる場にしたい。買い物を通じて、消費と社会のつながりを考える食育の場になれば」と意気込む。「閉店してしまったがここには小さなスーパーがあり、地域の人が集う場だった。再び地域の人が集う場にしたい。クラウドファンディングでたくさんの人に支援をお願いしている。フードセンターイワセを体験して、新たな場作りを応援してほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は11時~16時。餅つきは14時まで。

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