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和歌山・ゲキノバきたまちで演劇「アクノミカタ」 主人公は悪の組織で働く研究員

稽古に励むメンバー

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 アマチュア劇団「(劇)がらくたまっぷ」が5月15日、演劇「アクノミカタ こちら怪人開発研究室」をゲキノバきたまち(和歌山市北町)で公演する。

(劇)がたくたまっぷの稽古の一場面

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 同劇団は、有田市出身のエノモトユウキさんを中心に2017(平成29)年に結成。これまで「きいろのトナカイ」「いとしのメリーさん」「人形の冒険 おとぎの国と魔法の本」「ぜんまいじかけのクリスマス」「名探偵パンプキン ハロウィン城SOS」など、子ども向けの独自作品を中心に上演してきた。6回目の同公演には、市民劇団「和歌山演劇大学」から3人が協力する。

 同作は、世界征服を目指し、日夜奮闘する悪の組織で働く3人の研究員たちが繰り広げる物語。ある秘密に気付いてしまった研究員が、思いもよらない事実と向き合いながらも戦う姿を描く。

 脚本と演出を手がけるエノモトユウキさんは「特撮ヒーロードラマに出てくる悪の組織で働く女性の日常を描く作品にするはずが、全然違う物語ができた」と話す。

 劇団員の上野綾子さんは「大人にも子どもにも楽しんでもらえる作品に仕上がった。悪の組織で働く女性の複雑な心の動きがある役柄なので、皆さんに伝わるよう頑張って演じたい」と意気込む。

 開演は、13時、16時の2回。上演時間は70分。チケットは、大人(子ども1人含む)=1,000円、子ども(中学生以下)=500円。

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