第2回紀州神仏霊場「あさも和(わ)」御朱印巡りが11月1日、和歌山市内7カ所にある寺院と神社で始まる。主催は地元寺社で組織する「紀州神仏霊場あさも和」。
2025年、和歌山市に点在する御朱印授与所を観光資源として結ぼうと恵運寺(和歌山市吹上3)、和歌山縣護國神社(一番丁)、刺田比古神社(片岡町)、多賀神社(十番丁)、了法寺(坂田)の5寺社で活動を始め、同年11月に第1回御朱印巡りを行った。同団体によると、第1回では全授与所で約2000体の御朱印を授与し、約1万人が参拝に訪れたという。
今年は新たに、竈山神社(和田)、養珠寺(和歌浦中)が授与所に加わり計7カ所となった。各授与所では、参加寺社の故事や祭神、社殿などをモチーフにしたオリジナルデザインに、紀州手まりと和歌山城、あさも和のロゴを箔(はく)押し装飾した特別限定御朱印(各所300体)を頒布するほか、じか書きの限定朱印も用意する。志納料は1体=1,500円。
特別限定御朱印頒布時には、授与所ごとに異なるデザインで祈願済みの参拝証を兼ねた「まり札」を進呈する。7種の札を貼れる「あさも和台紙」(500円)も各授与所で販売する。7カ所全ての札を集め「満願」した人に御朱印帳用しおりを進呈する。
養珠寺住職の村田龍是副さんは「年々、和歌浦地区の人の減少を感じている。御朱印巡りをきっかけに和歌浦を訪れ、関心を持ってくれる人が増えたら」と話す。
同団体代表で恵運寺住職の山本寿法さんは「県外から御朱印を目的に訪れ、南紀白浜や熊野からの帰りに和歌山市内の寺社を訪れる参拝者が多い。御朱印は渡す際に会話が生まれることが一番の良さ。和歌山の歴史や魅力を伝えたい」と話す。「今後は寺社に限らず、和歌山城などの観光地や老舗店など、歴史ある場所も札所に加え、県内全域へ『和歌山名所巡り』として輪を広げていきたい」とも。
2027年5月31日まで。