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新宮・三輪崎八幡神社で例大祭 県無形民俗文化財「鯨踊」も披露

三輪崎郷土芸能保存会が披露した「三輪崎の鯨踊」(綾踊り)

三輪崎郷土芸能保存会が披露した「三輪崎の鯨踊」(綾踊り)

 三輪崎八幡神社(新宮市三輪崎)の例大祭が9月13日、同神社と三輪崎漁港(同)周辺で開催された。

渡御行列の途中でみこしと合流する山車「恵比須」

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 JR三輪崎駅近くにあり、応神天皇を主祭神とする同神社。例大祭は大漁や航海安全、豊作、商売繁盛など地域の繁栄を願い、例年9月中旬に行う。

 新宮市によると祭りで披露する「三輪崎の鯨踊」は約300年の歴史があるという。1974(昭和49)年に県指定無形民俗文化財に認定。2016(平成28)年には同踊りを含むストーリー「鯨とともに生きる」が日本遺産に認定された。同踊りは、捕鯨とともに始まり、浜で踊った大漁祝いが起源とされ、鯨を捕る様子を踊りに仕立てたもの。2演目で構成され、両手に扇子を持ち、網を投げて鯨を取り巻く形を表現する「殿中踊り」、もりに見立てた「綾棒」を掲げ、膝をつき上半身のみでもり突きを表現する「綾踊り」がある。

 当日は、同神社で神事を行い、みこしと渡御行列が出発。途中「恵比須」「大黒天」「二十四考」3台の山車と合流し、三輪崎漁港に向かった。漁港での祈願が終わると、三輪崎郷土芸能保存会による獅子神楽、台楽保存会による「あっぱれ音頭」や「台楽囃子(はやし)」の郷土芸能披露、子ども鯨踊、ダンスチーム「HALCREW」、熊野曼荼羅(まんだら)太鼓などのステージ披露が行われた。最後に同保存会のメンバー約20人が鯨踊を披露し祭りを締めくくった。

 同保存会メンバーの新宮市在住の男性は「先輩の紹介で保存会に入り、鯨踊を18年ほど続けている。何年やってもなかなか満足いく踊りにならず、奥が深い」と話す。

 会長の小西隆義さんは「昨年から子どもの鯨踊を始めた。子どもの頃から踊りに親しみ、若い世代の人たちが祭りに興味を持ち、将来一緒に踊る人が増えたらうれしい」と話す。

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