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和歌山城と北ぶらくり丁で映画祭 150の応募作品から入賞の5作を無料上映

「Kisssh-Kissssssh映画祭」をアピールする実行委員長の小川さん

「Kisssh-Kissssssh映画祭」をアピールする実行委員長の小川さん

 「Kisssh-Kissssssh映画祭2026」が9月19日・20日、北ぶらくり丁商店街と和歌山城二の丸広場(和歌山市一番丁)で開催される。

和歌山城二の丸庭園で上映する「この夏の星を見る」の一場面(©2025「この夏の星を見る」製作委員会)

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 2013(平成25)年に和歌山市加太で始まった同映画祭。往年の名作や自主制作作品の上映、監督や出演者によるトークショー、各種展示のほか、夜は特設スクリーンでの野外上映を行う。和歌山城公園での野外上映は2019年と2025年に企画したが、いずれも雨天などで中止になり、決行できれば同映画祭初となる。

 上映作品は、和歌山市出身の俳優・岡本玲さんが主演で人生を見つめ直す姿を描いた「ひとりたび」(石橋夕帆監督)、1964年公開のフランス映画「はなればなれに(2K修復版)」(ジャン・リュック・ゴダール監督)、家族の記憶と記録をテーマに描いた柄本佑さん主演作「メモリィズ」(坂西未郁監督)、東京・下北沢に実在する小さな喫茶店「こはぜ珈琲」の閉店・移転までの2カ月を描いた「結局珈琲」(細井じゅん監督)など。19日の野外上映作品は、同映画祭で2024年に上映した「いつか、母を捨てる」(木内麻由美監督)、地方で暮らす3人の高校生を描いた波木銅さんの青春小説を原作にした「万事快調<オール・グリーンズ>」(児山隆監督)。20日はコロナ禍で活動が制限された天文部の中高生を描いた辻村深月さんの小説を原作にした「この夏の星を見る」(山元環監督)を上映する。

 約150の自主制作作品の応募があった「インディペンデント作品コンペティション」は、入賞作5作品を上映。2日間を通し「北ぶらBASE」(中ノ店北ノ丁)で無料上映し、観客投票でグランプリを決定する。最終日に二の丸広場で授賞式と上映を行う。

 実行委員長の小川貴央さんは「制作者の圧倒的な情熱やストーリーに込めた泥臭い感情は、AIには決して描けない。作品に込められた熱量をスクリーン越しに感じてほしい」と話す。「野外上映では星空の下、作品の世界と一体化したようなロケーションをほかの観客と感じられる。1人では味わえない映画祭ならではの一体感を楽しんでほしい」とも。

 開催時間は10時~22時。鑑賞料は、1日フリーパスポート=3,500円(前売りは3,000円)、2日間フリーパスポート=6,500円(同5,500円)、単館チケット=1,500円(野外上映は2,000円)。インディペンデント作品は鑑賞無料。

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