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和歌山「田辺梅林」開園へ 3年ぶりにイベント復活も

膨らみ始めた「紀州石神田辺梅林」のウメのつぼみ

膨らみ始めた「紀州石神田辺梅林」のウメのつぼみ

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 紀州石神田辺梅林(田辺市上芳養)が2月4日、開園する。運営は紀州田辺観梅協会。

「紀州石神田辺梅林」来場を呼びかけるスタッフ

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 標高約300メートルに位置し、約3万本のウメの木が見渡せる同園。期間中の日曜と祝日(2月11日、23日)、梅ジュース作り体験、梅林ウォーク、神島高校の生徒による「神島屋」出店などのイベントを日替わりで行う。

 2021年と2022年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開園したがイベントを中止。今年は、消毒液の設置、マスク着用などの対策を取った上でイベントを行う。同協会スタッフの植田ちひろさんは「25日ごろからつぼみが膨らみ始めた。『久しぶりの開園が楽しみ、うれしい』との声があった。田辺のウメの花を見に来てほしい」と呼びかける。

 28日は、田辺市に隣接するみなべ町の南部梅林(みなべ町晩稲)が3年ぶりに開園した。今年は、フォトコンテストや梅林ウォークなどのイベントを行うが、恒例の「梅まつり」は中止する。

 同園を運営する梅の里観梅協会会長の田中康弘さんは「今年は例年より開花がやや遅く、見頃は2月20日ごろになりそうだ。一目百万と言われる南部梅林には、コロナ禍以前は県内外から約3万人が来園していた。この2年は、観光に大きな影響があり、タクシーや飲食店などの地域経済が回らなかった。今年はたくさんの人に足を運んでもらい、ウメの花と香りを楽しんでほしい」と話す。

 紀州石神田辺梅林の開園時間は9~17時。入園無料。3月5日まで。南部梅林の開園時間は8~17時。入園料は、大人(中学生以上)=300円、小人=100円。2月26日まで。

※紀州石神田辺梅林の漢字に誤りがあったので修正しました(2023年2月5日 20時修正)

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