イルミネーションイベント「本当のクリスマスに出逢（であ）える場所 フェスタ・ルーチェ」が11月3日、テーマパーク「和歌山マリーナシティ」（和歌山市毛見）で始まった。

点灯式であいさつする公式アンバサダーの山之内すずさん

　2017（平成27）年から始まった同イベントは今年で7回目。6年間で延べ63万人を動員した。今年のテーマは「Light Parade!!」。光がパレードする世界を演出する。パレードの経路には、「カラフルツリー」「光のアーチロード」「巨大オーナメントボール」があり、サンタクロースと写真撮影できる仕掛けも用意する。そのほか、噴水広場中心には同イベント史上最大16メートル超のクリスマスツリーを設置。4年ぶりに園内の城壁に投影する「キャッスルプロジェクションマッピング」（約10分間）も行う。

　初の試みとして県内3カ所で「ライトパレード」企画を実施。10月28日から白浜町、11月23日からは和歌山市のけやき通りで行う。

　「フェスタ・ルーチェは、会場もイルミネーションも非日常感があり、規模も大きく、想像以上だった。3カ所とも訪れてみたい」と点灯式に出席したタレントで公式アンバサダーの山之内すずさん。実行委員会会長の古澤良祐さんは「心を彩る今冬一番の思い出を作ってほしい。他府県の人にも楽しんでもらいたい」と話す。

　クリスマスマーケットも開き、コーヒーやクレープ、おでん、ビーガンカレーパン、雑貨などを販売する約15店が出店。11月18日・25日と12月19日には、ライト入りのランタンを夜空に浮かべる「ランタンフェス」を行う。

　2月12日まで。開催時間は17時～21時（11月・12月の土曜、12月24日と12月25日は22時まで）。1月9日～2月12日は土曜・日曜・祝日のみ営業。1月1日は休み。当日入場券の価格は、大人＝1,800円、中学生以下＝1,000円。専用アプリで前売り券を販売する。

※動員数を修正しました（2023年11月9日9時50分）。