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和歌山「Kisssh-Kissssssh映画祭」 山科監督にグランプリ

(左から)主演賞の瀬戸璃子さん出演作品の田中等監督、グランプリを受賞した山科晃一監督、助演賞の福地千香子さん

(左から)主演賞の瀬戸璃子さん出演作品の田中等監督、グランプリを受賞した山科晃一監督、助演賞の福地千香子さん

 「Kisssh-Kissssssh(きしゅーきしゅー)映画祭2026」の「インディペンデント作品コンペティション」表彰式が9月20日、和歌山城公園二の丸広場(和歌山市一番丁)で開かれ、山科晃一監督の「On the Side Street(オンザサイドストリート)」がグランプリに選ばれた。

「おりえんと・サヨコ。」の主演・瀬戸璃子さん(左)

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 19日・20日に、和歌山城と北ぶらくり丁商店街で開催された同映画祭。コンペティションには150作品を超える自主制作映画の応募があった。両日は、実行委員が審査で選出した入賞5作品を「北ぶらBASE」(中ノ店北ノ丁)で上映。観客と審査員の投票でグランプリ作品と最優秀主演賞・助演賞を決めた。

 グランプリ作品「On the Side Street」は、覚醒剤取締法違反で服役した主人公・真田啓次郎(川崎裕也さん)が社会復帰を目指し、紙加工工場で働き始める物語。工場長の佳代子(福地千香子さん)や従業員の森山千穂(村田寛奈さん)と人間関係を築きながら、前を向いて生きる人の姿を描く。

 「これまで何度も挑戦し、落選が続た映画祭に観客の皆さんに選んでもらい初めて入選・上映され、本当にうれしい。インディーズで映画を撮り続けるのは大変だが、賞をもらえることが継続的な製作の大きな励みになる」と山科監督。この作品で最優秀助演賞を受賞した福地さんは「台本を読んだ時から絶対に演じたい役だった。大切な作品で賞がもらえてうれしい」と話す。

 最優秀主演賞は「おりえんと・サヨコ。」(田中等監督)で精神疾患を患い、引きこもる主人公・井上さよを演じた瀬戸璃子さんが受賞した。ほか入賞は、「毒と音楽」(節田朋一郎監督)、「ねじまきは踊る」(山田玄徳監督)、「mopim」(水落豊監督)。